内視鏡看護師を目指す前に
内視鏡看護師になる前にすること。それは、内視鏡看護師という仕事を
よく知っておくことです。
雑誌やインターネットなどで求人を調べることも大切ですが、
できれば実際の仕事現場を見ておくことをお勧めします。
あなたが総合病院に勤めているのなら、内視鏡を扱う診療科目があるかもしれませんね。
もしそうなら、業務の流れを見学させてもらうのはいかがでしょうか。
実際に目で見るほうが、仕事もわかりやすいと思います。
内視鏡と一言で言っても、上部内視鏡と下部内視鏡では扱い方も異なります。
どちらの内視鏡を専攻するのかもよく考えて、求人を選ぶ必要があります。
また、総合病院に勤めるのか、病院に勤めるのかでも
仕事内容は大きく変化します。
1日に検査を行う患者の数はもちろんのこと、その医療機関が内視鏡による
検査に特化しているのか、治療も扱っているのか。
あるいは検査と治療の両方を扱う機関なのか。
そのあたりも調べながら、求人を選んでください。
内視鏡の取り扱いは、病院によってマニュアルが用意されています。
それだけでなく、自分で扱い方を勉強することも大切です。
患者の体に直接入るものですから、手入れや扱いは慎重さが求められます。
これまで以上に、細心の注意が必要な仕事となります。
今までの看護師の仕事とは違った素質が求められるので、大変なこともたくさんあるでしょう。
内視鏡看護師を目指す前に、もう一度よく考えてみてください。