内視鏡は胃カメラと大腸カメラだけじゃない!
内視鏡を使って検査をする症状や疾患には、次のようなものがあります。
代表的な部位は、食道や胃など。内視鏡には胃カメラがありますから、
これを口から挿入して、胃や食堂の様子を観察するのです。
異物を呑み込んだときや、食道炎・がんやポリープを発見して治療するとき。
更には胃炎や胃潰瘍の検査や治療にも、内視鏡は使われます。
他にも、十二指腸の診察をするときにも胃カメラを使います。
内視鏡の中でも、もっとも使用される場所が多いのが胃カメラの特徴です。
一方、もう一つの内視鏡である大腸カメラを使うのは、大腸を診察するときだけです。
大腸がん・ポリープなどの診察のほか、健康診断や便秘の診察でも大腸カメラを使います。
内視鏡の中でも、代表的なものと言えば、胃カメラと大腸カメラです。
今後あなたが内視鏡看護師の求人を探すときも、このどちらかの求人をよく見かけることでしょう。
それ以外にも、膵臓や胆道を診察・治療するときに使う内視鏡的逆行膵管造影、
気管支鏡といった器具を使用することもあります。
内視鏡看護師といっても、その職場でどんな診療科目を扱うかで内視鏡の種類も変動します。
仕事内容は、しっかりと事前確認を忘れないでください。
こうした技術的な側面はもちろん、内視鏡を挿入される患者の負担も軽減することが大切です。
特に初めて検査を受ける患者は、不安が大きいもの。
麻酔に対する不安も、当然のことながら存在します。
患者の不安を緩和することも、内視鏡看護師の大切な役割です。
メンタルケアには、十分気を配ってください。